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社民党OB・G全国代表者会議の報告

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 社民党OB・G全国代表者会議の出席者からのメールを転載。


 メール本文を要約・・・・・・・・

 OB・Gの全国代表者会議の報告をいたします。
冒頭に吉田代表の挨拶があり、来年参議院選挙について述べられました。
その中で「戦略的な戦い」をしなければならないと談じ、
そのためには「選挙区定員3名以上」の区には候補者をたてる。
比例ブロック11に対し、全ブロックに候補者を立てる。
現職は個人名投票・他は党名選挙とする。言わば「党名選挙」に軸足をおくということです。

 そのあと、会議における討論となりました。
もちろん、政党ですから候補者立てることが原則です。
さらに、候補者を持てば、街宣車・チラシ・広報などを含め「選挙運動」は拡大します。
しかし、それだけでは全国280万票の「党名得票獲得」の保証は見えません。

 昨年の○○県の例です。5選挙区に対し1つしか候補者が立てられませんでした。
擁立した選挙区の党員・支持者、そして連合との一定の協力体制は生まれましたが、
それが擁立できなかった選挙区の党員に影響を与えたかと言えば、そうではありませんでした。
「候補者を擁立しない選挙区の取り組みを知らない」の実態でした。
擁立した候補者票には一定の伸びがありましたが、比例区票にはさほどの効果をもたらしておりません。

 280万票をどこで取るのか。
党員も、そして支持者も多くが年金生活者です。あるいはそれに近い年齢です。
共通の認識・言葉を持っているところで支持を求める運動こそ現実的です。
つまり、有権者比3割を超える64歳以上の皆さんの支持を得る運動をする事。
その運動のキーポイントは介護・医療・年金などの社会保障問題でしょうし、
戦争体験からする平和への希求という事でしょう。
ここで、最近の年齢別投票率の中で50歳?65歳が減少している。
さらに75歳代が減少しているという事です。
前者はこれから高齢者年代に入る層であり、少なくとも「労働運動(春闘)」を経験しています。
また後者は、党への期待は薄らぐ中で投票場まで足を運ぶことの苦痛がともなう年代です。
実は、この層が私たちの相手であります。
ここに対策方針を見出さなければならないと思います。
そのことが、後段の討論の内容となりました。

 候補者擁立に延々と時間を費やしているのであれば、
それこそ今般の自治体選挙の中で、この実績をつくることにこそ工夫と努力をすべきです。

 ここに大分県の「津久見市」の総選挙の数字があります。
(獲得得票は自民について2位です)市会議員は公認1名・推薦1名の2議席を持っています。
OB・Gの会メンバーの頑張っています。
昨年、彼らは半年かけて選管事務所にいって「選挙人名簿」を書き写し、その整理をしました。
予定されている市会選挙を想定したものです。
しかし、急きょ総選挙が入りました。
名簿には、年令も記入されていますから、それを参考にした信書・電話・直接訪問などをしたでしょう。
まさに、次の市会選挙の前哨戦をしたということです。



前記しましたように、「党名選挙得票率5%」が手の届かない数値とは思えません。


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