集団的自衛権と今後に日中関係
安倍首相は7月1日、アメリカの要請に沿い、日本の安全保障政策に関して、
戦後政治を一変する集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行しました。
その理由づけで最大限利用したのが、「中国脅威」論でした。
中国はこの数年間、経済的軍事的な台頭に基づき、いわゆる「大国外交」を展開しています。
しかしこのことに対する安倍首相の政策は、アメリカの軍事力を背景に力で対抗しようとするもので、
その結果、日中の軍事衝突も懸念される緊張関係が生じています。
いざ軍事的な衝突が起これば、犠牲を受けるのは最前線の「沖縄」であり、
一般国民です。隣国である中国といかに共存関係を作っていくかは、
日本にとって大きな課題であり、安倍首相の政治姿勢には、多くの国民が危惧の念を抱いています。
そこで、(特)埼玉県日中友好協会の田中寛氏をお招きし、
今後のあるべき日中関係の方向性をみなさんと一緒に探っていきたいと思います。
危険な策動を強める安倍政権に対して、「アジアの平和をめざす」声を大きくしていきたいと思います。
ぜひご参加くささい。
講 師:田中 寛氏
(特定非営利活動法人・埼玉県日中友好協会会長、大東文化大学教授)
と き:2104年9月13日(土)
開場:13時30分〜 開演:14時〜
ところ:浦和コミュニティセンター(第13集会室)
(JR浦和駅東口下車・パルコ・10階)
参加費:1000円