ペシャワール会「中村 哲医師講演会」に行く
会社の帰りに埼玉会館で行なわれたペシャワール会「中村 哲医師講演会に参加してきた。
事前に前売り券を買っておいたのですぐに会場に入れた。満席になっていた。
実行委員会の菅井益郎代表から、「中村哲医師は現代に田中正造だ」とあいさつがありました。
中村哲医師からのお話は、直接「平和」という話ではなかった。
話を聞いて自ら、「平和とは何か 平和に生きるとは何か」を考えて欲しいと話されました。
中村医師は、ソ連軍のアフガニスタン侵攻があった1984年にハンセン病治療のために現地に赴任して、
医療活動の実践から水の大切さを実感する中で、井戸掘りから灌漑用水路の建設となった。
灌漑用水路の建設に重機もない現地で、修復も現地の人ができる工法で造る工事でした。
福岡県朝倉市に流れる筑後川にある「斜め堰(山田堰)」を参考に、200年以上も前の技術で灌漑用水路を建設した。
灌漑用水路の完成で農村の復興する(耕作農地が増えていく)ことで、帰還する人が増えた。 人間と自然が折り合っていかなければならない。
平和の基礎とは何か!?
自分がどう関わって行くのかを考えさせる講演だった。