請願署名用紙に添えられた手紙を転載。
署名活動のお願い
正月に奄美の親友の奥さんから手紙がきた。
友人は東京の大学で知り合って結婚した奥さんと、いま美しい奄美で農業を楽しみながら余生を送っている。奥さんの手紙によると、昨年から急に奄美本島に自衛隊を誘致する動きが浮上し、住民の知らない間にどんどんとことが進み、ミサイル基地まで来るという。
彼女に所属する『憲法9条の会奄美ネットワーク』参加団体を中心に「集団自衛権行使と戦争のための自衛隊配備に反対するネットワーク」を立ち上げ、「陸上自衛隊基地受け入れ表明の撤回を求める請願」の署名活動を始めたとのことだ、
70年前、昭和天皇が「万世のために太平を開かんと欲し・・」と言って戦争を終結し、以後日本の国民は70年間武力によって外国人を1人たりとも殺していない。
このことはあの戦争を深く反省し、憲法9条を遵守し、民主主義に基づいた平和国家を貫いた結果であり、世界に誇れることである。世界の人々もそのことは理解している筈だ。
したがってよほどのことがない限り日本に対して侵略してくる国などほとんどないだろう。にも関わらず近年、日本政府は戦争体制の準備のようなことを国内で次つぎと起こし始めている。
奄美の人たちはわたしたちよりもさらに深刻な場面にさらされている。こ状況に鑑み、1人ひとりの力は微力であっても署名活動には協力したい。
近年は国境と言うハードルが低くなってきた。無用のナショナリズムを捨てて人と人との協力を大切にする国際協力が必要である。政治家はもっと肩の力を抜いて物事を考えてほしい。
奄美は美しい島だ。日本の島である同時に世界の楽園だ。
この島に軍靴の足音やミサイルの騒音を響かせては天地創造の神に申し訳が立たぬ。
美しい島として子孫に残さねばならないのが私たちの責務であろう。
みなさんのお力で署名活動に協力をお願いいたします。
2015年1月7日
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