議員報酬の引上げ、議長の立場で全員協議会開催
議員報酬引上議案は議員個々の問題であることから鴻巣市議会としては、
初めての試みではありましたが中野あきらが議長という立場からの判断で、
本会議での質疑討論・採決前に執行部抜きで全員協議会を開催しました。
この全員協議会は公開で行い、発言回数の制限もせず、自由な討議にしました。
議員間の主なやり取りは次の通りです。
「議員報酬の中から活動費を除くと1ケ月約15万円。
親子4人での生活はとても無理、これでは優秀な若手が立候補出来ない。」
「議員報酬だけで生活ができな人は、立候補しなければいい。」
「議会が金持議員だけの集まりでいいのか。」
「反対議員は選挙戦でのパフォマンスに過ぎない。
それが証拠に過去の選挙戦で議員報酬を6万円引き下げると公約したにもかかわらず、
その後、議会で何のアクションを起こしていない。」
「平成26年12月議会・27年議会での期末手当引上げ議案をともに反対しているが、
その後、返礼の意思もなく受け取っており、市民向けのパフォーマンスにしか過ぎない。」
「景気が低迷し、年金が下がっていく中、市民の理解が得られない。」
「東京都知事をはじめ新座市長など給料を引き下げており、鴻巣市も引き上げるべきでない。」
などの討議がありました。
「社会新報・鴻巣版」2017年1月NO、187から転載しています。